家畜人 ヤプー



2000.05.18(木)から2000.05.22(月)まで大塚・萬スタジオで上演された月蝕歌劇団の「家畜人ヤプー」を観てきました。

沼正三 原作・・・・・と言われても全然分からないという素の状態で観劇に臨みました。 まず入場すると花道に縛られて転がされている女優さん(汗) うわっ、なんじゃ?と舞台を見ると同じような女優さんが5人か? うひゃぁ〜・・・と思いながら着座、最初に転がっていたの麻田真夕さんだったらしいが、全然気づきませんでした(汗)
いつものようにビニールシートが置いてあるけど、自分で護身下さいの前説なしでそのまま舞台開始。

時代は1950年代、幸せに暮らすドイツ人クララ(演:一ノ瀬めぐみ)瀬場麒一郎(演:美里流李)の元へ円盤が落下、好奇心から中へ入ると2人の女性が倒れていた、起きあがったポーリーン(演:川上史津子)ドリス(演:野口員代)麒一郎の動きを封じてしまう。 麒一郎を気遣うクララを見て家畜に情けをかけるとはおかしいと言うポーリーンドリス、彼女たちは30世紀から来たイース帝国の人間であった。
30世紀、日本は第三次世界大戦を引き起こし惨敗、白人優位世界で家畜として飼われていた、女尊男卑のイース帝国に育った彼女らはクララの考えをいぶかしみ、20世紀に来てしまったことを理解する。 麒一郎を元に戻して欲しいクララポーリーンらの勧めで30世紀へ移動する。
30世紀に到着した一行は、まず麒一郎を家畜人として扱い、皮膚強化装置(デルマタイジング)を施し、元に戻れなくしてしまう。 そんな中でクララは女尊男卑のイース帝国を堪能する・・・・・・

って感じで続くんですが、一度しか観てないのでなんかよく分かりません(爆)
目を惹いたのはカッパ・ピュー(演:松本渉)でしょうか? エリート・ヤプーのカッパ役ですが、表情が逝っちゃってて凄かったっす、レディ・ジャーゲン(演:麻田真夕)アンナ・テラス(演:宇井千佳)も。
内容的には「あぁ月蝕的」って言葉で片づけても多分ご理解いただけるのではないかと(汗)