デモクラシー




渋谷の青山劇場まで「デモクラシー」を観に行ってきました。
この舞台、「市村正親」さん+「鹿賀丈史」さんという私の好きな俳優さんが 2 人も出るという嬉しい舞台。
この組み合わせとしては前回もありましたが、前回は「三谷幸喜」さんが絡んでいたのでチケットなんて夢のまた夢、全く手に入りませんでしたが今回追加席が出たようでセンターブロックの前から 2 列目などという夢のような有り難いチケットが買えたので喜び勇んでお出かけです(笑)


事前に「ベルリンの壁崩壊の頃のドイツ史を知っていると入りやすい」とは聞いていたのですが如何せん私は世界史が苦手(・・;)
高校の授業も一学期をピークにどんどん下がっていった気がします。


役としては鹿賀丈史さんが 1960 年に西ドイツ首相に就任した「ヴィリー・ブラント」を、市村正親さんが首相の秘書にして東ドイツのスパイであった「ギュンター・ギョーム」を演じます。

ブラントが首相に就任し、労組担当として党で働く一般人の中から選ばれたギョーム。
仕事をもくもくとこなしブラントとの距離を縮めていきますが彼は東ドイツのスパイでした、今度の内閣が東欧諸国、特に東ドイツに対してどのような外交政策を進めるのかを調べて連絡するのが彼の役目でした。
最初ギョームを毛嫌いしていたブラント首相も彼と一緒に仕事をする事で欠かせない人物となっていったのですが、ある日彼がスパイだという事が発覚し逮捕されてしまいます。
その余波を受けてブラント内閣は失脚、シュミット内閣が発足します。


男ばかりの劇でしかも真剣な内容、稀に市村さんが笑いをとりますが全編に渡って重い雰囲気が(汗)
世界史の一ページを切り取った舞台ですが、私のように XB 列なんてのが出るほどにチケット売れたんですね(笑)
なんというか、学校で授業を受けてる感じでした(汗)