スペクタクル十戒




代々木第一体育館まで「スペクタクル十戒」を観に行ってきました。

全編フランス語なのでですが、舞台の両脇にある電光掲示板に日本語訳を表示するようです。

かなり、いまいち感が漂います(汗)


ほほぉ、凄いセットですね。

横幅 40m ですか(・・;)

えっとその両端にある変な機材は何ですか?

これが有名な「見辛くて仕方のない電光掲示板」ですか?

自分のチケットを確認します、座席は B ブロック 5 列 7 番。。。。。無茶苦茶前じゃないですか(^_^;)

B ブロックって 12 列しかないし、中央が C ブロックでしょ? ほぼセンターと考えて良い位置ですね。

そして前から 5 列目、、、、、舞台の先端から 4m 〜 5m くらいしか離れていませんよ(汗)

オペラグラスなんて不要な席ですね。

 

いざ開演、当たり前ですがキャストさんは全員フランス人なので全編フランス語です(汗)

その為に舞台の両脇に電光掲示板があるのですが・・・・この使い方が最悪。

というか位置も最悪なんですけどね、なにせアリーナみたいな近い席からだとキャストを見ると電光掲示板が視界の外に消えます(笑)

電光掲示板を見ると役者が見えませんヽ( ´ー`)丿

字幕を追っていて大事なシーン(モーゼがエジプト人を刺してしまうシーン)を見逃しました(涙)

そしてこの電光掲示板、役者の台詞や歌詞の日本語訳を表示するだけでなく、進行上のナレーションも流します(汗)

舞台センターで歌い上げている時、突然「その後我々は長い旅に出た」みたいなナレーション(音声なし)を表示して勝手に場面が転換します(汗)

高い金出してアリーナに座って、こんな屈辱的な扱いを受けるとは(涙)

 

シナリオ的には前に誰か日本人のヨーロッパ公演を TV で見た事があるしパンフレットのあらすじを読んでだいたい理解していたので、極力字幕を見ないでシナリオというか台詞の脳内補完を行ってました(笑)

両方追うのは無理があります。

演技的にも熱演だったと思うけど、そういう「日本人のための公演」にする配慮に欠けていた気がするのでスタンディングには参加しませんでした。

展開的にはスタンディング強要って気もしましたけど(汗)

 

まぁリピーターっていうけど、それは一度では(配慮に欠けていて全体像を)理解できないから再度見に来ているだけなんじゃないの?って気がした。

同時通訳でなら、また見てみたいと思った。

それに日本人の役者とは違った表現というか、新しい物を見せてもらえた喜びみたいなものもある。

 

って事で、たぶん「フジサンケイグループが舞台ぶちこわし」というのが正直な心情?(笑)